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<<   作成日時 : 2007/12/26 21:38   >>

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D.O.T.: Say Your Prayers
Twisted Nerve TN 012

画像 バッドリー・ドローン・ボーイやアンディ・ヴォーテルを輩出したマンチェスターのTwisted Nerveより00年にリリースされたシングル。D.O.T.は、ギター&ベース担当のジェームズ・ライトとジェームス・ラトレッジ(ペドロ)、ドラムス担当のデイヴィッド・タイヤックからなる3人組のユニット。“Say Your Prayers”は、2分チョイのファンキーに駆け抜けるパワフルでドライヴ感満点なガレージ・ロックである。そして、このシングルには、そのオリジナル・ヴァージョンの他に、5つのリミックス・ヴァージョンが詰め込まれている。全6曲。いずれも3分以内にスッパリと終わる非常にコンパクトにまとまった作品ばかりである。
 まずは、元ヤーゴのパディ・ステアー&アンソニー・バーンサイドのホームライフによるリミックス。フィルターのかかったシャカシャカな音のドラムスに変な手拍子が被さるヒネたサウンド。中盤からベースとギターが前面に出てくるが、結局なんとも煮え切らないまま終わってしまう。現在はWhatever We Wantにおいてゴッジー(Godsy)名義で活躍しているガレス・ゴダードによるリミックスは、ビートを半分のスピードに落としたコッテリとタメのあるドラムスに差し替えて、プリミティヴな奇声コーラスを全編に配したビリビリビリビリとくるサイケデリック・ロック仕様の出来映え。Twisted Nerve所属のマム&ダッドによるリミックスは、冒頭からの女性の喘ぎ声が、ヒート・アップしてゆくギターやドラムの演奏とシンクロするように昂ってゆき、ともに全開になったところで一気にバーストして果てる。何ともドラマティックなヴァージョンとなっている。だが、3分もかからずにイッてしまうというのは、少し早すぎではないだろうか。お次のPaper Recordings Remixは、ソルト・シティ・オーケストラの一員であるエリオット・イーストウィックによるハウス・ヴァージョン。ダビーなベースラインに四つ打ちのキック・ドラムが叩きつけられ、微かにギターの断片を使用したフレーズが空中を舞うだけの超小曲。ラストは、こちらもTwisted Nerve所属のミスティ・ディクソンことジェーン・ウィーヴァーによるリミックス。ピアノや鉄琴やベルの幽玄な響きにジリジリと電子ノイズが混ざり込む空間にアンナ・グリーンウッドの浮世離れした歌声がゆらゆらと漂っている、完全にオリジナル・ヴァージョンとは掛け離れたポスト・ロック的な音世界が展開される。ここまでいってしまうと、逆にその潔さに非常に好感がもてたりする。リミックスの世界なんていうものは、一番面白いことをやった者の勝ちなのだ。どんなに独善的であろうが、結果的に面白ければそれでよかったりするのである。
 今あらためて聴き返すと、プログレ〜サイケの大家であるガレス・ゴダードのヴァージョンは、やはりなかなかに面白いものがある。07年にLo Recordingsより発表された21世紀版ディスコのコンピレーション・アルバム『Milky Disco』には、ゴダードはGodsyと同様にWhatever We Wantで活躍しているクワイエット・ヴィレッジとタッグを組んで“Desperate Hours”という楽曲で参加している。

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