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zoom RSS Jupiter Black: Hold Me

<<   作成日時 : 2007/10/26 18:03   >>

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Jupiter Black: Hold Me
Clone C#49

画像 デビュー・シングルの「We Like Moroder」(06年)では、ジョルジオ・モロダーに対するありあまる程の敬愛の念を表明していた、ジョン・ジュピターとマイケル・ブラックからなるデュッセルドルフの二人組、ジュピター・ブラック。今回、彼らがその偏愛ぶりを思いきり丸出しにするのは、ずばりイタロ・ディスコである。
 ジャケットのイラストからして、往年の無駄に色彩感覚豊かなエイティーズの雰囲気を忠実に再現している。ここで採用されているのはイラストレーター、シド・ブラックによるエアブラシ作品。音の方も無駄にギラギラバシャバシャしている感じが、最盛期のイタロ・ディスコ作品に見られた全く歯止めが利かずにただただ勢いだけで突っ走っている雰囲気を匂わせてくれていて、イントロの急激な立ち上がり具合からググッと胸が高鳴ってしまう。ゲスト・ヴォーカルとして迎えられているのは、80年代前半から活躍を続けている世界最高峰のイタロ声の持ち主、フレッド・ヴェンチュラ。多数のイタロ・ディスコのクラシックスで確認できる、あの特徴的なヴォーカル。ちょっぴりキザで、ちょっぴり男臭い、嫌みなほどにクールなライト・バリトン。相変わらずの通り一遍な独特の抑揚で迫りくる歌い回しに、思わずクラッとメマイが。これにはもう条件反射的に反応してしまうしかない。ハンズ・イン・ジ・エアー。無駄に分かりやすいコーラスのリフレインをイヤというほど繰り返す曲構成も非常にイタロ臭い。そして、さらに素晴らしいのはB面に収録されているインストのダブ・ミックスの方が、A面のエクステンデッド・ヴァージョンよりもちょっぴり長い(20秒!)という点である。この辺り細かい仕掛けなども、やはり往時の感覚を意識しての所業なのであろうか。ちょっぴり気になるところである。また、ミキシングとマスタリングのエンジニアとして、イタロ・ディスコをはじめとする80年代物の極度のマニアであるキンキー・ローランド(レプリカント)が参加している点にも注目しておきたい。
 ヤルときはヤル。一切手抜きのないジュピター・ブラックの徹底した没入ぶりに、大きな拍手を贈りたい気分だ。(07年)

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