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zoom RSS Little Annie: This Town

<<   作成日時 : 2007/11/21 01:52   >>

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Little Annie: This Town
Restless 7 72911-0

画像 リトル・アニーことアニー・アンザイエティ・バンデズが、94年に発表したシングル。これは、同年にUSのRestlessよりリリースされたアルバム『Short, Sweet and Dread』からのシングル・カット。このUS盤の『Short, Sweet And Dread』というのは、元々は92年にOn-U Soundよりリリースされていたアルバム『Short & Sweet』に94年発表のシングル「In Dread With Little Annie」の収録曲を追加した豪華改訂版である。“This Town”は、オリジナル版の『Short & Sweet』には収録されていなかった楽曲。On-U Soundからの「In Dread With Little Annie」においては、B面の1曲目に収められていた作品だが、USのマーケットに向けてリリースされた本盤ではメインの楽曲として採用されている(だが、一部では正規のシングル作品としてはリリースされておらず、実際にはプロモ盤のみしか出回っていないという噂もある)。
 A面の8分近くある力作“This Town”は、フランク・シナトラとナンシー・シナトラの親子がそれぞれ録音を行っているリー・ヘイゼルウッドのペンによるドラマティックな名曲のカヴァー。しかし、ファッツ・コメット〜タックヘッドのドラマーであるキース・ルブランが主導するプロダクションで、喋るように歌うリトル・アニーによるカヴァーであるので、どう考えても原曲に忠実にというパターンはまず有り得ないところである。太く堅固なエレクトロ・ビートがクダをまくようにウネる中を、リトル・アニーが野良猫のように呻きながらネットリと歌いかけてくる。ミックスは、もちろんエイドリアン・シャーウッド。ハーモニカもコーラスもホーンも全てマシーン・ファンク仕様に音加工を施しまくり、まるで荒廃しきった近未来の都市の風景を硬質なサウンドで表現しているかのようだ。かなり自由度の高いOn-U流の60年代ポップスの再解釈、というか何かもう完全にヤリたい放題にやらかしまくっている感じが非常にナイス。アニーもOn-Uの面々も、ここではとても冴え渡っている。
 B面には“Going For Gold”と“You And The Night And The Music”の2曲を収録。ともに92年の『Short & Sweet』の時点からアルバムに収められていた楽曲である。アップテンポなグルーヴ感のあるサウンドにのって、落ち着いた低いトーンの歌声でリトル・アニーが吐き捨てるような男前のヴォーカリゼーションをまくしたてる。脅しとも呪いとも受け取れそうなアニーの歌声には、本当に凄まじいほどの存在感と威圧感がある。一度ハマると病みつきになってしまう歌。それがマジカルな電脳ダブ・サウンドとガッチリとタッグを組んで迫ってくるのだから、とっても怖い。

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