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zoom RSS Chaser: Tall Stories

<<   作成日時 : 2007/11/16 19:35   >>

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Chaser: Tall Stories
Soma SOMA 080

画像 99年にSomaより発表されたチェイサーのシングル。“Tall Stories”は、前年に発表されていたアルバム『Game On!』からのシングル・カットである。
 チェイサーは、スコットランドのグラスゴーを拠点に活動するファンク・ディヴォイドのラーズ・サンドバーグと、ロンドン〜NYと拠点を転々としながら様々なアーティストとのコラボレーションを繰り返し、ソロ作品はオーストリアはウィーンのレーベル、Sunshine Enterprisesからリリースしたりする根っからのノマドな男、ナイジェル・ヘイズによるユニットである。
 A面に収録された“Tall Stories”のExtended Mixの前半は、べったりと平坦ながらもチロチロッとしたシンセのフレーズの動きや重いベースラインに引っ張られてグイグイと前進してゆくサンドバーグらしいテック・ハウス。だが、中盤以降に出現する、ブラックなディスコ・サウンドの流れを継承するヘイズによるものと思われる有機的なパーカッションのウネりが、ネットリとそこに絡みついてゆくことで、ガラリと表情豊かなサウンドに変貌してゆく様子が面白い。この楽曲の終盤で展開される深みのある音は、タイプとしてはヘイズがGuidanceにおいて関わっていたCharly Brownでのミニマルなディスコ・ハウス作品にやや近いであろうか。しかし、サンドバークによる力強い重厚なトラックとの対比によって、かなりクッキリとヘイズの持ち味と色が浮き出ている分だけ“Tall Stories”では聴く/踊る楽しみがたっぷりと増加している。前半から中盤、中盤から後半と微妙に音の表情が移り変わってゆく流れが、非常にスリリングでよいのである。
 B面には、ドイツのイアン・プーリーによる、ドッシリ&カッチリとしたトラックを軸にメリハリのついた展開みせるリミックスを2ヴァージョン収録。下手に音楽的に成熟した方向へ向かったり、ウケ狙いでヤワなことをやろうしている時のプーリーは、あまりよい成果を残していないことが多いような気がするが、こうしたタフでファンキーなディスコ調トラックやテック・ハウスにリミキサーとして招かれた時などは、かなりの高確率で素晴らしいものを仕上げてくることが多い。ここでのプーリーは、間違いなく文句無しの2打数2安打である。

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